映画版『風が強く吹いている』

DVDを借りてきて見ました。やはり原作や漫画を読んだ後だと駆け足感が否めないですね。連続ドラマでやれたら良かっただろうなぁと今更ながらに思います。
箱根のシーンはさすがに臨場感があって良かったです。林遣都くんは走役が本当にハマっていましたね。足の運び方がとても綺麗で惹きつけられました。
一方ハイジ役の小出恵介は走るシーンは今一歩という印象。それ以外のハイジさん感は十分に出ていたので満足ですけどね。実際映画を見てみるまでは「小出恵介がハイジ?」なんて思っていたんですが、案外ハマっていました。
ちょっと残念だったのが藤岡かなぁ〜。仮にも箱根優勝校のエースがあんな走り方はしないと思うの…。ってたかだか映画にそこまで求めるのは贅沢でしょうか?でも少なくとも区間新記録を出す人はあんなフォームで走らないよ!←
それと榊ですが、映画ではアンカーですか。話の筋に絡ませたいのかと思ったけど、鶴見出てから一度も映らないとかどんだけ!\(^o^)/あんな扱いなら8区のままで良かった気がします。や、鶴見で走にあのセリフを言わせたかったのは分かるんですけどね…。
そして大手町ゴールのシーンですが、ハイジさんをあそこまでボロボロに演出する必要はあったんでしょうか。現実的にはああなって当然だとは思うんですが、正直ゴール手前であれだけ蛇行してしまったら逆転は不可能かと。榊が絶不調でもない限りはね。その辺を曖昧にぼやかして綺麗に纏めてしまったのにはガッカリしました。やっぱり尺が足りないとこうなってしまうのかしら><
物語の大筋は楽しめたのですが、いちいち細部を突っ込まずにはいられない映画でしたw
あ、ゆういちくんが可愛かったことも書いておきます〜。王子のヘタレっぷりがハマっていました☆引き籠もりにしてはガタイ良すぎだろっ!とも思いましたけどねw
まぁそんな感じでございます〜